M&Aラッシュで鉱山会社「先売り」の買戻しが進行中。
1990年代、鉱山会社は金価格が下落することを予測し、当時の価格で4,5年先の生産分まで売る「先売り契約」を結びました。その後、予測に反して金価格は上昇。
しかし、先売り契約をしているので、金価格が上昇しても鉱山会社は収益が上がりません。そのことに株主からクレームがつき、2001年以降、鉱山会社が金を買い戻しはじめました。
現在、鉱山会社は業界再編でM&A(企業の合併・買収)ラッシュですが、買収した鉱山会社の先売り契約を解消しての買戻しがかなり入っています。
金を掘って市場に売っている鉱山会社が市場から金を買うという現象が起きているのです。
それが需要になって価格を押し上げる要因にもなっています。
今年は少し減りそうですが、昨年末で先売り契約は1330トンも残っています。
買い余力はまだまだあるといえるでしょう。