ナポレオン金貨

ナポレオン金貨

ナポレオン金貨とは、1852年から1870年にかけて発行された、ナポレオン3世の肖像入りの20フラン金貨のことを言う。ナポレオン1世の肖像を描いた物とよく誤解される。

直径21ミリメートル、重量6.4516グラム、金純度は90.00パーセント。

また、広義にはフランスの20フラン金貨を指して言う場合もある。これには、ナポレオン1世、3世をはじめ、ルイ18世、シャルル10世、ルイ・フィリップの各国王肖像の物、及び共和国の女神ケレスやマリアンヌの肖像を描いた金貨が含まれる。これらはラテン通貨同盟の基準本位金貨であった。 同様の金貨として5フラン、10フラン、40フラン、50フラン、100フランの額面のものも存在し、これらも含めてナポレオン金貨という場合もある。


きわめて大量に鋳造され、現存する為に希少価値は低く、金地金価格と大差ない価格で取引され、小口の金投資の対象としても利用されてきた経緯があり、これらの金貨はイギリスのソブリン金貨同様に、地金型金貨の先駆けとも言える。

しかし、ミントマークや製造年号によっては、非常に希少な物も存在し、これらは収集家間で高プレミアム価格で取引されている。特にナポレオン1世の金貨の場合オランダのユトレヒトで鋳造されたものは希少価値が高い。


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